台風時に備えた準備と対応
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台風に備えた準備と対応
強い勢力を持った台風19号が今週末に関東に上陸する可能性が高まっています。 自然災害を避けることはできませんが、準備次第で被害を小さくすることは可能です。 台風への事前の備えや台風通過中・通過後の注意点など、下記の通りまとめましたのでご家庭での対応をお願いいたします。
事前の準備
■室内での備え
・水、電池、食糧のストックをしておく。
・ガスが止まることもあります。カセットコンロ、カセットガスもストックがあると安心です。
・断水に備えて、浴槽やバケツなどに水を貯めておく。
・携帯電話やモバイルバッテリー、充電式ラジオや照明器具など、充電できるものには充電しておく。
・停電時に慌てないように、懐中電灯など分かりやすい場所に出して置く。
・停電時にはTVやインターネットは使えません。携帯電話も通じない可能性があります。情報はラジオが頼りになることもあります。ラジオを聞くことが出来るか、電池が切れていないか確認しておく。
・窓のカギをかける。突風で窓が開いてしまう可能性もあります。一か所でも窓が開いてしまうと、建物内に急激な圧力差が生じて、他のガラスが吹き飛ぶ可能性もあります。
・窓の近くでは寝ないようにする。飛来物などで窓ガラスが割れた場合、怪我をする恐れがあります。ガラスが割れて室内に飛散した場合を考慮して就寝時に外履きを近くに置いておく。
・火災保険で風災の補償内容と万が一の事故に備えて連絡先を確認しておく。
・お住まいの地域の防災情報が発信されるWEBサイトやアプリ等を確認、情報を受け取れるように準備しておく。
例)下妻市緊急災害情報サイト http://www.city.shimotsuma.lg.jp/page/page001778.html
つくば市HP「台風に備えて」https://www.city.tsukuba.lg.jp/kurashi/oshirase/1008574.html■屋外での備え
・雨樋やベランダの排水口に落ち葉などが詰まっていないか確認し、詰まっていたら取り除いておく。水漏れの可能性があります。
・建物の周りで不具合が無いか確認。雨どいや外壁が外れそうになっていたらご連絡ください。事前に外しておくだけでも被害が少なくなります。
・車のガソリンは満タンにしておく。
・雨戸やシャッターがある場合は閉めて鍵をかける。
・外部の風で飛びそうなものや倒れそうなもの(日除けタープ、よしず、すだれ、物干し竿、植木鉢、庭木(枝)、ガーデニング用品、ガーデン用品など)は、内部に取り込むか、下に下ろす、横に倒すなどし、風で飛ばないようにする。自転車が飛んでいってしまう場合もあります。自転車にもロープをかけるなど対策する。■避難勧告が発令されたら
・暴風に入る前に迷わず避難。暴風に入ってしまっていたら、家の中で安全と思われる場所で通過を待つ。土砂災害や浸水の恐れのある場合は2階、暴風の危険のある場合は1階中央または風下側へ。台風通過中
・もし被害が出ても、暴風時間には外には出ない。大きなトタン屋根が飛んでくることもあります。命が大事です。
・暴風時間内に窓や扉を絶対に開けない。様子を見ようと窓や扉を開けてしまうと、圧力差で窓や扉が吹き飛びます。台風通過後
・建物の周りに飛来物が落ちていないか、壊れた箇所がないかをご確認ください。
・落ちている建物の部材(板金など)は保管してください。
・建物に被害が出てしまった場合、お電話を頂くか写真を撮ってメール等でお送りください。電話はつながりにくい可能性があります。
・緊急性の高いところから順に対応いたします。その後は申込いただいた順に対応させていただきます。インフラが通じない、道路が通行できないなどでご連絡が出来ない可能性もあります。
・火災保険会社に被害状況を連絡してください。電話がつながりにくい可能性が高いです。柴木材店にて火災保険をご加入いただいている方は柴木材店にご連絡ください。(柴木材店は「AIG損保」代理店です)
・被害状況の写真は、全景、中景、近景など、状況が分かるよう複数撮影してください。火災保険で家財も保険にご加入の場合は、家財も補償される場合がありますので写真を撮影してください。出典・参考
あいおいニッセイ同和損保「防災について学ぼう!」台風編 相羽建設HP あすなろ建築工房 代表取締役 関尾英隆様編集記事